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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、調整一巡で新規の買い

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時30分現在)

S&P500先物      5,328.00(+19.50)
ナスダック100先物  18,581.25(+106.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は135ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


3月28日の主要3指数はまちまち。おおむね前日終値付近でもみ合う展開でナスダックは反落、S&Pは続伸、ダウは47ドル高の39807ドルと2日連続で値を上げた。翌日の休場を前に、同日発表で堅調予想のコアPCE価格指数をにらみ、方向感の乏しい展開。10-12月期国内総生産(GDP)確定値の上方修正は連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を後押し。ただ、長期金利が低下に転じると主力株が買い戻された。


本日は底堅い値動きか。3月29日のコアPCE価格指数は想定内の内容となり、FRBのタカ派的な政策方針を警戒した売りは収束。3月末にかけて強まった利益確定や持ち高調整の売りは一巡し買戻しが見込まれる。ISM製造業景況感指数は前回から改善が予想され、新年度入りで新規の買いも期待される。金利高が抑制されればハイテク関連が注目される。また、週末の強い中国PMIを背景に景気敏感や消費などにも関心が集まるとみる。

《TY》

 提供:フィスコ

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