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【注目】まだAIブームに賭けたい人は台湾のTSMCにチャンス!

 米大手銀のアナリストはAIブームのすべての道は台湾のTSMC<TSMC>につながると述べている。AI関連銘柄は既にバブルが指摘されているが、TSMCはまだ50%のディスカウントで取引されており、チャンスは十分にあるという。

 エヌビディア<NVDA>、AMD<AMD>、クアルコム<QCOM>といった大手チップメーカーのサプライヤーである同社の投資判断は「買い」を再表明。「AI半導体のすべての道は同社につながる」と表現した。

 TSMCは依然として世界的に最も割安な大型半導体株の1つで、SOX指数に対して約30%のディスカウント、大型AI半導体のバスケットに対して約51%のディスカウントで取引されているという。

 今後3-4年以内にTSMCがAI接続プロセッサ・シリコンの市場シェア90%以上を維持すると予想。その結果、売上高に対するAIの寄与は2023年の6%から2027年には27%へとほぼ4倍になるはずだという。

 2026年までには、AIの機械学習や推論の需要拡大に伴うハイパフォーマンス・コンピューティングの堅調な成長により、同社の売上高は1190億ドルに達すると予測している。また、エヌビディアなどのチップメーカー向けの3ナノ・プロセス技術が堅調に推移していることも、売上高にプラスに働くはずだと述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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