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【市況】【市場反応】FOMC政策金利据え置き決定、年内中間3回利下げ予想も維持、ドル買い後退

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を市場の予想通り5.25-5.50%に据え置くことを決定した。全会一致の決定。声明では、利下げには物価安定の一段の確信が必要と繰り返した。注目となっていた金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)では、最近の予想を上回ったインフレ指標にもかかわらず、中間予想で12月と同様に年内3回の利下げが維持された。ただ、9人のメンバーは2回以下の利下げを予想しており、見解は分かれた。

結果を受けて米国債相場は上下に振れた。10年債利回りは4.227%まで低下、その後、4.3%に上昇する荒い展開。米株は上昇。

ドルも一時下落に転じたが再び上昇した。ドル・円は151円80銭付近から151円25銭まで反落、その後再び151円65銭へ強含んだ。ユーロ・ドルは1.0837ドルから1.0894ドルまで上昇し、18日来の高値を更新。ポンド・ドルは1.2684ドルから1.2753ドルまで上昇後は、1.2732ドルへ反落。

【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を5.25-5.50%に据え置き決定

《KY》

 提供:フィスコ

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