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【市況】日経平均は66円安、寄り後は下げ渋り

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は66円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が取引終了にかけて軟調な展開となり、そろって下落して終了したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で900円を超す上げとなったことから、高値警戒感が意識された。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が伸び悩んだもののプラス圏を維持して終了したことが、東京市場の半導体関連株の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=150円40銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ渋っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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