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【市況】日経平均VIは上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+1.39(上昇率7.23%)の20.62と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.70、安値は19.02。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では引き続き短期的な過熱感が意識されている中、日経225先物が一方的に上げ幅を広げる展開となっていることから、市場では高値警戒感が強まり、株価上昇に歩調を合わせて日経VIも上昇幅を拡大している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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