綜合臨床ＨＤ、今期経常を一転46％減益に下方修正

の理由（１）連結業績予想　平成26年７月期通期連結業績予想については、第３四半期連結会計期間までの実績と現在の状況を踏まえて精査した結果、当社グループの主力事業であるＳＭＯ事業において、前期より苦戦していた受注の回復が当初見込みより遅れ、売上計上タイミングが来期にずれ込み、当期中に売上が計上できる案件が減少したこと、第Ｉ相試験の価格競争の激化により、当期中に終了する受託案件について、当初予定数を確保できない見通しであること、更に、一部大型案件の試験開始の遅れにより、売上計上が来期にずれ込む見通しであること等の理由により、売上高が計画を下回る見込みです。　また、ＣＲＯ事業においては、計画を上回る受注が獲得できている状況ではあるものの、当初見込みよりも試験期間が長い案件が多数を占めているため、当期中に計上できる売上が計画を下回る見通しです。　以上の結果、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益は、前回予想を下回る見込みです。　また、当期純利益は、上記１．特別損失の計上により前回予想を下回る見込みです。（２）個別業績予想　個別業績の通期予想については、販売費及び一般管理費の使用抑制等により、営業利益及び経常利益は計画を上回る見込みですが、当期純利益は、上記１．特別損失の計上により前回予想を下回る見込みです。３．その他　当社は、平成25年12月５日付で開示いたしました「配当予想の修正に関するお知らせ」におきまして、株主還元の一環として株主優待制度の導入を予定している旨お知らせいたしましたが、その後、社内において検討を重ね、業種の特性、事業動向等を勘案した結果、株主様の日頃のご支援に対しては、配当金の形で還元することが最も望ましいという結論に至りました。当社では、株主優待にかえて、目標とする配当性向の引き上げ等に取り組むことで、株主還元に積極的に取り組んで参りたいと考えております。 　なお、当期の期末普通配当につきましては、前回予想の１株当たり５円に変更はありません。第２四半期末普通配当５円とあわせて、平成26年７月期の１株当たり年間配当予想は10円であります。（注）業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は様々な要因によりこれら予想数値と異なる可能性があります。