株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
39,069.68
前日比
+282.30
+0.73%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
米ドル/円
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【昼刊】:楽天グループ、AIメカ、JET

■楽天グループ <4755>  611.3円  +27.3 円 (+4.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 楽天グループ<4755>が大幅に3日続伸している。楽天モバイルは28日、自社設備のMNO回線での携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破したと発表しており、これが材料視されているようだ。なお、他の移動体通信事業者から回線を借り入れるMVNOを含んだ契約数は11月21日に600万回線を超えている。

■AIメカテック <6227>  6,340円  +280 円 (+4.6%)  11:30現在
 AIメカテック<6227>が鮮烈な上げ足で3連騰。11月20日に上場来高値7070円をつけた後は調整局面に入っていたが、13週移動平均線を足場に一気に切り返してきた。微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置や半導体プロセス装置事業を展開し、ここ最近の半導体関連株人気の流れに乗っている。直近では半導体チップの3次元実装で重要な役割を担うウエハハンドリングシステムで海外大手から大口受注を獲得したことを発表、生成AI市場の拡大で高性能半導体に対するニーズが日増しに高まるなか、同社の技術に注目が集まっている。24年6月期は営業利益段階で前期比2.4倍の14億1500万円と高変化を見込んでいる。

■ジェイ・イー・ティ <6228>  11,010円  +280 円 (+2.6%)  11:30現在
 ジェイ・イー・ティ<6228>が上値追い継続。半導体市況が底入れムードを強めるなか、東京市場では半導体セクターの中小型株に波状的に投資資金の攻勢が強まっている。11月のDRAM価格が29カ月ぶりに上昇に転じたことで、半導体の在庫過剰感が解消され関連銘柄の株価を強く刺激しているが、そうしたなか9月25日に東証スタンダード市場に新規上場したニューフェースである同社株は上場後の最高値圏で強調展開を続けている。半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを一気通貫で手掛けており、韓国や台湾といったアジア地域で需要を開拓中。半導体向け超純水装置で同様に韓国や台湾で高い納入実績を誇り、既に株価を大きく変貌させた野村マイクロ・サイエンス<6254>の連想も働いているもようだ。

■トヨタ自動車 <7203>  2,596.5円  +40.5 円 (+1.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が反発した。29日付の日本経済新聞朝刊は、「ダイハツ工業の品質不正問題で、不正が確認された28車種のうち国土交通省はユーザーが多い車種から安全性を独自検証する方針だ」と報じた。記事の中で、国交省はダイハツの出荷停止による経済的影響を考慮し、部分的な出荷再開に道筋をつけるとしている。トヨタ傘下のダイハツ問題を巡る不透明感の解消につながる前向きな動きと受け止めた投資家が、買い戻しに動いたようだ。報道によると、独自検証は1月中にも始め、確認を終えた車種を順次公表するという。外国為替市場でドル円相場が29日未明に1ドル=140円台前半まで円高が進行した後、足もとで141円台半ばまで急速に円安方向に振れたことも、トヨタ株の支援材料となった。

■ウェザーニューズ <4825>  5,500円  +80 円 (+1.5%)  11:30現在
 ウェザーニューズ<4825>が反発した。28日の取引終了後、24年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.3%増の111億5000万円、経常利益は同2.0%減の12億8400万円となった。中間期では経常減益となったものの、直近3カ月間の9~11月期で経常利益は同7%増となっており、足もとの業況を好感した買いが入ったようだ。11月中間期では人件費が増加したほか、外注費などの一時的な費用の計上が利益を圧迫する要因となった。一方で、モバイル・インターネット気象事業において、アプリ利用者数の増加などを背景にサブスクリプションサービスの売り上げや広告収入が好調に推移した。

■三菱UFJ <8306>  1,211円  +7.5 円 (+0.6%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3社は強弱観対立のなか売り買い交錯も頑強な展開をみせている。日銀の大規模金融緩和策を維持するなか、新発10年債利回りは前日時点で0.58%まで低下、ひと頃のマイナス金利解除に向けた期待感が後退しており、メガバンクの株価も冴えない動きが続いていた。ただ、配当利回りの高さは注目されやすく、みずほFGは時価換算で4%を超えている。新NISA導入に伴いメガバンクは個人投資家のニューマネーの流入が見込まれるだけに、下値では買い板に厚みが増している。

■岡山製紙 <3892>  1,403円  +230 円 (+19.6%) 一時ストップ高   11:30現在
 岡山製紙<3892>はカイ気配スタート。28日取引終了後に24年5月期単独業績予想の修正を発表。営業利益を7億2000万円から15億円(前期比2.4倍)へ大幅に引き上げており、これを好感した買いが集まっている。価格改定の効果が出る見込み。物価上昇による消費抑制の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退しており、これを受け売上高予想については従来予想(同1.2%増の110億円)を据え置いている。

■アテクト <4241>  903円  +121 円 (+15.5%)  11:30現在
 アテクト<4241>が続急騰。半導体関連人気は時価総額の大きい主力どころから値動きの軽い中小型株に波及してきた。同社は半導体保護資材(スペーサーテープ)で世界シェア約7割という圧倒的シェアを有しており、半導体市況の底入れが確認されるなか、水準訂正を見込んだ投資マネーが流入している。直近信用買い残も26万株程度にとどまっており、株式需給面でも上値の重さは意識されにくい。

■ネクスグループ <6634>  148円  +19 円 (+14.7%)  11:30現在
 ネクスグループ<6634>が急伸。28日の取引終了後、子会社ネクスのエッジAIコンピューター「AIX-01NX」について、米IronYun USAが提供するAIビジョンプラットフォーム「Vaidio AI Edge Package」を組み込んだソリューションとして動作することを確認し、「Vaidio」を活用した映像分析AIソリューションの取り組みで協業を始めると発表。これを材料視した買いが入っている。

■マルマエ <6264>  2,101円  +199 円 (+10.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 マルマエ<6264>が切り返し急。2000円台の大台に乗せた後も上伸し、年初来高値を更新した。28日の取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(9~11月)の単体決算は、売上高が前年同期比55.1%減の11億1700万円、営業損益が2200万円の赤字(前年同期は6億6800万円の黒字)となった。半導体製造装置市場が停滞し、そのあおりを受ける形となったほか、太陽電池製造装置部品の減速も響いた。一方で、同社はDRAM関連が改善し、更に半導体の新顧客からの量産受注を開始したと明らかにした。9~11月期を底に業績は回復に向かうとみた投資家の買いを誘う格好となったようだ。

■アイ・ピー・エス <4390>  2,087円  +158 円 (+8.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 アイ・ピー・エス<4390>はカイ気配スタート。株価は今週26日に年初来安値1833円をつけるなど大底圏にあったが、一転して急速に切り返す展開となっている。同社はフィリピンで国際データ通信回線や企業向けネット接続サービスなどを手掛けるユニークな業態だが、業績は連結決算移行(16年3月期)後の17年3月期以降に毎期増収増益を続けるなど好調を極めている。28日取引終了後、フィリピン国内海底ケーブルシステムが完成し、同国のCATV事業者に回線を提供することで収益が計上されることを発表、24年3月期第4四半期に計上するとしており、これを材料視する形で投資資金が集中した。

■JRC <6224>  776円  +26 円 (+3.5%)  11:30現在
 JRC<6224>が大幅高で3日続伸した。28日の取引終了後、連結子会社のJRC C&Mが東陽工業(福島県本宮市)の全株式を取得し、子会社化したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。東陽工業は火力発電プラントやごみ焼却施設内のボイラー関連の煙道ダクトやケーシングなどの製造を手掛ける。同社がグループ入りすることで、コンベヤー搬送設備以外のボイラー関連製品、灰ホッパー、架台・貯留槽など付帯設備まで製造領域が拡大。相乗効果の創出による成長加速が実現できると判断した。

■北恵 <9872>  858円  +28 円 (+3.4%)  11:30現在
 北恵<9872>が大幅反発。28日の取引終了後、23年11月期の単体決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比3.6%増の646億円、経常利益は同1.4%増の11億9000万円を見込む。経常利益は3期連続で過去最高を計画しており、ポジティブ視されたようだ。新築住宅とともに、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場で既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓に努める。太陽光発電システム・蓄電池など、環境配慮商品やオリジナル商品の拡販にも注力するという。あわせて同社は第65期記念配当6円50銭を加えて30円50銭としていた前期の年間配当にについて、普通配当を6円増額し、36円50銭で決定したと発表した。投資有価証券売却益の計上により、前期の最終利益が計画を上回ったため。今期の年間配当は28円を計画する。23年11月期の売上高は前の期比2.5%増の623億6800万円、経常利益は同16.7%増の11億7200万円だった。

■アスタリスク <6522>  693円  +15 円 (+2.2%)  11:30現在
 アスタリスク<6522>が3日続伸した。28日の取引終了後、「AsReader」シリーズの累計出荷台数が2013年の発売開始以来、20万台を突破したと発表。これを手掛かり視した買いが株価を下支えしたようだ。AsReaderは、バーコードやRFID、画像認識、自動販売機用赤外線通信などのハードウェアやアプリケーションを指す総合的な商標で、スマートフォンに装着するアタッチメントタイプのバーコードリーダー・RFIDリーダーライターの「AsReader DOCK-Type」などがある。業務においてスマートフォンの利用が増加するなか、同社は今後も業務改革の推進につながる新製品の開発に取り組むとしている。

■フロンティM <7038>  1,522円  +18 円 (+1.2%)  11:30現在
 フロンティア・マネジメント<7038>が堅調。28日の取引終了後、連結子会社のフロンティア・キャピタルが、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>の横浜銀行および横浜キャピタルが設立した「Yokohama Next 投資事業有限責任組合」とともに、歯科技工業のZOO LABO(川崎市多摩区)と資本・業務提携を行ったと発表。同社の更なる成長に向けた支援を行うという。経営コンサルティングや再生支援、M&Aの助言を手掛けるフロンティMに対しては、今後の業績へのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。

●ストップ高銘柄
 売れるネット広告社 <9235>  891円  +150 円 (+20.2%) ストップ高   11:30現在
 まぐまぐ <4059>  677円  +100 円 (+17.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 ジェイック <7073>  3,430円  -700 円 (-17.0%) ストップ安   11:30現在
 プロルート丸光 <8256>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均