株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
38,646.11
前日比
-457.11
-1.17%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
米ドル/円
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

東京株式(大引け)=244円安、米景況感悪化を嫌気し5日ぶり反落

 29日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売り優勢の地合いとなり、日経平均は反落し2万7000円台を再び割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比244円87銭安の2万6804円60銭と5日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は16億6292万株、売買代金概算は3兆8714億円。値上がり銘柄数は787、対して値下がり銘柄数は987、変わらずは61銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が大幅下落したことを受けリスク回避ムードが強まった。米国では6月の消費者信頼感指数の発表を受けた景況感悪化がハイテク株や消費関連株への売りを誘発、特にナスダック総合株価指数の下落率が目立った。東京市場でもこれが嫌気され、日経平均が前日までの4日続伸した反動もあって目先利益確定売りの動きが優勢となった。中国や香港、台湾、韓国といったアジア株市場が軒並み安かったことも投資家心理を冷やした。また、きょうは6月末の配当権利落ち日に当たり、その分下げが助長された面もある。ただ、後場は押し目買いも観測され引けにかけて下げ渋った。TOPIX浮動株比率の見直しに絡む取引の影響で、売買代金は3兆8000億円台と大きく膨らんだ。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力2銘柄が下落、トヨタ自動車<7203>が冴えず、ソニーグループ<6758>も軟調。日本郵船<9101>なども売り優勢の展開となった。ファーストリテイリング<9983>が安く、キーエンス<6861>、任天堂<7974>なども下落した。日阪製作所<6247>が急落、フジオフードグループ本社<2752>、ピックルスコーポレーション<2925>なども大幅安、新日本科学<2395>などの下げも目立つ。

 半面、東京電力ホールディングス<9501>が逆行高で目を引いたほか、ダブル・スコープ<6619>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大きく買われた。オリエンタルランド<4661>がしっかり、富士通<6702>も堅調だった。アスクル<2678>は大幅高、ロードスターキャピタル<3482>も物色人気。このほか、スギホールディングス<7649>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均