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【市況】21日の株式相場見通し=強弱観対立、模様眺めムードのなか小動き続く

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場では強弱観対立のなか、日経平均株価は狭いゾーンでのもみ合いが予想される。前日の米国株市場がプレジデンツデーの祝日に伴い休場となったことで、手掛かり材料にかけるなか、上値は重いものの下値を売り込むような動きも見込みにくい。前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、ドイツやフランスなど主要国の株価指数に安いものが目立った。ただ、英国の主要株価指数であるFTSE100は小幅ながら続伸し史上最高値を更新している。東京市場では前日に日経平均が朝安後に切り返し小反発となったが、これにより8営業日連続で前日比プラスとマイナスを繰り返す展開となっている。方向感の定まらない状況がきょうも続きそうで、2万7000円台半ばでこう着感の強い動きが予想される。きょうは引け後にユーロ圏や米国の製造業PMI発表が相次ぐため、この結果を見極めたいとの思惑も模様眺めムードを助長しやすい。取引時間中は外国為替市場やアジア株市場の動向に左右される可能性もある。

 日程面では、きょうは1月の食品スーパー売上高など。海外では2月のユーロ圏製造業PMI、2月のZEW独景気予測指数、2月の米製造業PMIのほか、1月の米中古住宅販売件数などが発表される。

出所:MINKABU PRESS

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