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【市況】東京株式(前引け)=急反発、リスクオンの流れに乗り一時300円高超

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前日比296円91銭高の1万6795円67銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は8億2576万株、売買代金概算は8623億9000万円。値上がり銘柄数は1496、対して値下がり銘柄数は328、変わらずは128銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方から大きく買いが優勢で、日経平均は一時300円を超える上昇で1万6800円台に歩を進めた。前日の欧米株市場が高かったことに加え、為替が足もと1ドル=110円台に入るなど円安方向に傾き、主力株中心にリスクを取る動きが強まった。ただ、あすから始まる伊勢志摩サミットでの合意内容を見極めたいとの思惑もあって、売買代金は盛り上がりを欠いている。

 個別ではソニー<6758>が大幅高、ファーストリテイリング<9983>も大きく買われ全体指数上昇に寄与。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。東京海上ホールディングス<8766>も高い。マネーパートナーズグループ<8732>が大幅高、日本アジア投資<8518>も値を飛ばした。半面、小野薬品工業<4528>が安く、ダブル・スコープ<6619>も軟調。カルソニックカンセイ<7248>、日清紡ホールディングス<3105>なども値を下げた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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