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【通貨】6日の為替相場見通し=GW中の投機的な円高進行を警戒

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から6日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ゴールデンウイーク(GW)中に一段の円高が進むかどうかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=105円30~107円50銭。

 この日は、一時106円10銭台と1年半ぶりの円高が進行。先週28日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が見送られたことを受けた、ドル安・円高が一段と進行した。市場には、あすから5日までの3連休の間隙を縫って投機筋が、一段のドル安・円高を仕掛けることを警戒する見方が出ている。東京市場が連休中は、政府・日銀は介入に動きにくいことも、円高思惑を呼んでいる。ファンダメンタルズ的には、今週末の米雇用統計が注目されており、今晩の米4月ISM製造業景況感指数や4日の米4月ADP雇用統計次第では、相場は大きく動く可能性がある。米経済指標の内容次第では105円台前半への円高もあり得るかもしれない。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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