【通貨】明日の為替相場見通し＝ＮＹダウや原油相場を注視

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、ＮＹダウや原油相場を注視する展開が続きそうだ。予想レンジは１ドル＝１０８円８０～１０９円８０銭。

　日米株式相場が上昇するなか、ドル買い・円売りが優勢な展開。原油相場が下げ渋り、リスク回避姿勢が後退するとともに１０９円台を回復した。今晩はドイツで４月ＺＥＷ景況感指数、米国で３月住宅着工件数の発表があるほか、あすは国内で３月貿易統計、３月訪日外客数が発表される。日銀の追加緩和期待も高まるなか、今晩の米国市場が堅調に推移すれば１１０円を意識するドル高基調も見込まれる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）