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2016年03月25日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):タカラバイオ、三菱商、第一生命、トヨタ

タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
■タカラバイオ <4974>  1,366円  +86 円 (+6.7%)  本日終値
 24日、東証がタカラバイオ <4974> [東証M]を31日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■ラオックス <8202>  128円  +7 円 (+5.8%)  本日終値
 24日、ラオックス <8202> [東証2]がANAグループと包括連携協定を締結したと発表したことが買い材料視された。両社はANAカードマイルプラス提携や空港売店へのラオックス商品供給などを通じ、中国を中心としたインバウンド需要のさらなる拡大に向けて協業する。また、ANAグループによるラオックス店舗への地方ご当地雑貨や食品などの供給により、地方活性化への貢献を図る。発表を受けて、相乗効果の創出による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。

■三菱商事 <8058>  1,981円  +61 円 (+3.2%)  本日終値
 三菱商事<8058>がしっかり。24日の取引終了後、16年3月期の連結業背見通しについて、最終損益を3000億円の黒字から1500億円の赤字(前期4005億7400万円の黒字)へ下方修正したが、赤字転落は既に報道され、株価も下落していたこともあり、織り込み済みとの見方が強いようだ。なお、最終赤字は会社設立以来初めてとなる。チリ銅事業や西豪州ブラウズLNG事業などによる減損損失計4300億円を計上することが要因という。なお、期末配当は25円の予定を据え置いている。

■第一生命保険 <8750>  1,397円  +41.5 円 (+3.1%)  本日終値
 第一生命保険<8750>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券はリポートで、マイナス金利政策導入以後、同社の資本充足率は15年9月末の137%から2月末では107%程度の水準まで急激に低下していると推定され、そのような状況下で従来想定してきたような自社株買いを積極的に実施することは困難と指摘。レーティングを「オーバーウエイト」から「ニュートラル」へ格下げし、目標株価は2600円から1700円へ引き下げている。

■トヨタ自動車 <7203>  6,180円  +169 円 (+2.8%)  本日終値
 野村証券の自動車セクターのリポートでは、警察庁が一部高速道路の最高速度を120キロへ引き上げることを容認と伝わったことを受け、業界全般で、従来よりも高性能な車両へのニーズが高まる可能性もあり、販売ミックスが改善する可能性もあると指摘。今回の決定は、自動運転の普及と自動車の商品魅力の向上という観点からも自動車業界にポジティブと考え、登録車需要が10~15万台増加することを意味していると解説。個別では、トヨタ自動車<7203>、富士重工業<7270>、マツダ<7261>に恩恵があると予想している。

■千葉銀行 <8331>  550円  +15 円 (+2.8%)  本日終値
 千葉銀行<8331>と武蔵野銀行<8336>がともに後場買われた。午後0時15分ごろに、包括提携を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の提携では、両行の経営の独立性や固有の企業ブランド・店舗網・顧客基盤を維持したうえで、商品・サービスの高度化によるトップライン収益の拡大や、バックオフィス業務の共同化などによるコスト削減を目指すというもの。また、これに伴い、お互いの普通株式をそれぞれ追加取得するとしており、資本面でも結びつきを強めるようだ。なお、具体的な提携の内容については、今後、協議を進めるとしている。なお千葉銀では同時に、上限を1000万株(発行済み株数の1.21%)、または50億円とする自社株買いもあわせて発表した。取得期間は4月1日から28日まで。

■日立ハイテクノロジーズ <8036>  3,120円  +80 円 (+2.6%)  本日終値
 日立ハイテクノロジーズ<8036>が反発。みずほ証券では、18年3月期には、過去最高利益491億円を超過する500億円の営業利益を達成すると予想。SPE事業を手がける同社と日立国際電気<6756>が、日立グループ再編の対象と株式市場が期待していることも注目点として、コンダクターエッチャーは市場拡大を見込むことが出来ると評価。レーティング「買い」、目標株価3800円でカバレッジを開始している。

■ノエビアHD <4928>  3,325円  +85 円 (+2.6%)  本日終値
 ノエビアホールディングス<4928>が4日続伸。岩井コスモ証券が24日付のリポートで、目標株価を3000円から3500円に引き上げた。投資判断は「B+」を継続した。セルフ化粧品「なめらか本舗」が好調を牽引する。高級化粧品「ノエビア」のノウハウが生かされたセルフ化粧品「なめらか本舗」は、国内外ともに2ケタ成長が続く見通し。2007年に進出した中国では既に800店舗以上で販売されており、着実に海外展開のノウハウを積み上げ、拡大が見込めるアジアの化粧品市場の取り込みが期待できるとしている。

■イビデン <4062>  1,373円  +34 円 (+2.5%)  本日終値
 イビデン<4062>が反発。クレディ・スイス証券では、引き続き業績の不透明感は強いものの、FO‐WLPリスクは株価に概ね織り込まれたと指摘。16年3月期営業利益予想を249億円から205億円に引き下げるものの、今後はPCBに対する追加リストラに期待したいと解説。レーティングを「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に引き上げ、目標株価は1500円から1370円に引き下げている。

株探ニュース

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