電線地中化(無電柱化)関連が株式テーマの銘柄一覧

無電柱化を目的に、電力線・通信線とその関連施設などを地中に埋設すること。地上の電柱や電線をなくすことで、景観の妨げとなる要因を取り除けるほか、快適な通行空間の確保、大規模災害時の倒壊による道路寸断リスクの低減なども狙う。無電柱化にはいくつかの方策があるが、道路の地下空間を利用する「地中化」では、主に電線共同溝方式が用いられる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを睨み、東京都は無電柱化推進計画を策定している。

電線の地中化が行われると、これまでの電柱に電線を架け渡す方式とはことなり、地中に電線を納める溝を用意する必要がある。この溝やフタには、電線地中化が進んだ場合、これまで存在しなかった巨大な需要が発生することになる。そのため、溝やフタを製造する企業が、電線地中化関連銘柄の中核的存在として位置づけられている。また、電線株も、地中化が行われる際には、従来品から高付加価値製品への代替が期待されるため、同じく関連株として扱われている。

2016年7月に東京都知事に就任した小池百合子氏は無電柱化の推進論者だったため、小池氏の都知事選当選後は関連株が一斉に上昇した。

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※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「」、特別売り気配は「」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。

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