地熱発電関連が株式テーマの銘柄一覧
地熱発電はマグマで熱せられた高温の熱水や蒸気を用いる発電方法のこと。日本は世界有数の火山国であり、地熱発電の潜在的な発電能力は原子力発電所約23基分にあたる約2350万キロワットと、米国(約3000万キロワット)やインドネシア(約2780万キロワット)に次いで世界3位の規模があるといわれている。また、太陽光や風力など他の自然エネルギーに比べて天候などの自然条件による影響がなく、24時間安定して稼働できるというメリットがあり、純国産のベースロード電源として期待されている。
発電方法は大きく分けて、地熱流体中の蒸気で直接タービンを回すフラッシュ発電と、地熱流体に暖められて蒸気化した別の流体( 二次媒体)でタービンを回すバイナリー発電がある。開発が遅れている日本の地熱発電だが、地熱発電技術に関して日本企業は世界をリードしており、特に地熱発電所の心臓部といわれる地熱発電用タービンでは日本のメーカー3社(東芝エネルギーシステムズ、富士電機、三菱重工業)が世界シェア7割近くを占めている。石破政権は、再生可能エネルギーの中でも特に地熱発電の関心が高く、開発本格化が期待されている。
※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「ケ」、特別売り気配は「ケ」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「-」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。