静岡ガス<9543>---原料価格の低下などが影響し第3四半期は大幅な増益に
静岡ガス<9543>は、6日の引け後に15年12月期第3四半期(1-9月期)決算を発表している。売上高は前年同期比8.4%減の1143.0億円、営業利益は同100.6%増の107.13億円、経常利益は同94.3%増の110.15億円、最終利益は同125.3%増の72.45億円と大幅な増益での着地となった。
ガス販売量は、家庭用及び工業用が減少したものの、業務用及び卸販売が増加したことなどにより、前年同期に比べ0.2%増の1032百万立方メートル。売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の下方調整等により、前年同期比7.7%減の1005億円となったが、原料価格の低下がガス販売単価に反映されるまでのタイムラグによる影響等により、セグメント利益は同74.1%増の121億円となった。
会社計画に関しては、売上高を前年比12.3%減の1460.7億円、営業利益を同83.0%増の105.3億円、経常利益を同84.1%増の110.4億円、最終利益を同146.8%増の71.8億円と据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ