飯野海運 Research Memo(12):不動産賃貸はエリア面の強みで安定収益基盤
■事業環境
不動産業の収益は、不動産市況、空室率、賃料などの影響を受けやすいが、最近の東京都心部(千代田・中央・港・新宿・渋谷の5区)のオフィスビル賃貸市況は、空室率の低下傾向が継続し、平均賃料が上昇傾向を継続している。
飯野海運<9119>の賃貸ビル6棟は東京都心部の一等地に立地しており、エリア面での強みを持っている。収益柱の飯野ビルディングは大手優良企業がテナントとして入居し、開業時から満床の状況である。引き続き安定収益基盤として推移するだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
《HN》
提供:フィスコ