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シノケングループ---中期業績見通しを上方修正、「民泊」事業に参入


シノケングループ<8909>は投資用アパート・マンションの販売、ゼネコン事業、不動産賃貸管理、金融・保証、LPガス供給販売、介護関連事業等、不動産関連事業を展開する事業会社を傘下に持つ純粋持株会社。12月16日にはマンションや住宅の空き部屋を旅行客に貸し出す「民泊」に関する事業を始めると発表。国家戦略特区で認められた民泊の基準に合わせたマンション開発を進めるほか、民泊に活用する物件向けの清掃サービス業も始める。

足元の業績では2015年12月期第3四半期(1-9月)決算は、売上高が前年同期比37.5%増の417.85億円、営業利益が同42.2%増の55.07億円だった。マンション販売事業は前年同期比で微減だったが、アパート販売事業、ゼネコン事業、不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業、その他の事業などいずれも好調。また、介護関連事業についてはセグメント利益が黒字に転じている。15年12月期通期については、売上高が前期比35.9%増の540億円、営業利益が同39.2%増の66億円、経常利益が同48.8%増の64億円、当期純利益が同45.5%増の42億円を見込んでいる。

中期業績見通し(16年12月期~18年12月期)については、足元の業績好調を背景に計画を上方修正している。18年12月期については、売上高が960億円(従来は680億円)、営業利益が94億円(同72億円)、経常利益が90億円(同68億円)、当期純利益が62億円(同46億円)を見込む。

《SF》

 提供:フィスコ

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