丸栄が急落、第１四半期営業損益は赤字幅が拡大

　丸栄<8245>が急落。６月２４日につけた年初来安値７７円にあと１円に迫っている。５日引け後、１７年２月期第１四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比１２．８％減の４５億７２００万円、営業損益は９４００万円の赤字（前年同期は３５００万円の赤字）となり、赤字幅が拡大したことが嫌気されているようだ。

　百貨店業で、新たにラオックス・サカゼンなどのテナント導入に加え、新規催事の開催や販促イベントを積極的に展開するなど、集客力の向上に取り組んだものの、ヤング・ニューキャリアゾーンを中心とした主力の衣料品の不振などが響いた。
《ＭＫ》

株探ニュース