ソマールは反落、１９年３月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

　ソマール<8152>は反落している。５日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を２２８億円から２３０億円（前期比２．２％増）へ、営業利益を７億７０００万円から９億２０００万円（同１０．４％減）へ、最終利益を６億６０００万円から８億４０００万円（同７．８％減）へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

　上方修正は、スマートフォン関係業界向け主要製商品の販売は予想通りに落ち込んだものの、光学機器向け新規顧客への新たなコーティング製品の販売や、自動車部品業界向け高機能樹脂製品の販売などが予想以上に堅調な推移となっていることが要因という。また、上期においてタイ子会社において主要顧客への関連製商品の拡販が想定以上に進展したことなども寄与する見通しだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）