三栄コーポレーション---第1四半期営業利益は黒字転換、通期計画を大幅上方修正

三栄コーポレーション<8119>が7月31日に発表した2016年3月期第1四半期（15年4-6月）決算は、売上高が前年同期比19.6％増の113.21億円、営業利益が2.25億円（前年同期は1.07億円の営業損失）、経常利益が2.93億円（同0.96億円の経常損失）、四半期純利益が2.36億円（同0.90億円の赤字）だった。

16年3月期通期については、売上高が前期比3.5％増の460.00億円、営業利益が同92.2％増の15.00億円、経常利益が同47.2％増の15.00億円、純利益が同72.2％増の10.00億円を見込んでいる。前回5月13日に公表した計画から、売上高が2.2％増、営業利益が36.4％増、経常利益が36.4％増、純利益が33.3％増と、大幅に上方修正している。

売上高については、全てのセグメントで売り上げが順調に積み上がり、前回予想を上回る見通しに。利益面については、売上高の増加による売上総利益の増加に加えて、販管費の伸びが前回予想並みに抑制できる見込みとなった。

《SF》

　提供：フィスコ