信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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7922 三光産業

東証S
412円
前日比
+5
+1.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.6 0.38 2.43
時価総額 32.5億円
比較される銘柄
NISSHA, 
フルヤ金属, 
ヨネックス
決算発表予定日

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<動意株・5日>(大引け)=ヘリオスTH、霞ヶ関C、サイオスなど

 ヘリオス テクノ ホールディング<6927>=異彩の6連騰。プロジェクター用ランプなど光源装置などが主力。光源装置については、検査機器やセキュリティー関連など幅広い産業分野での光源として活用が見込まれる産業用LED分野で定評がある。23年3月期はトップラインが2ケタ増収予想で、営業利益も前期比3割増の6億8000万円を見込むなど好調だが、PBRが0.6倍前後と株価指標面から割安感が強い。ディープバリュー株の一角として継続的に資金が流入しており、株価は連日の年初来高値更新となっている。

 霞ヶ関キャピタル<3498>=ストップ高。4日の取引終了後に23年8月期業績予想を発表し、売上高を前期比27.5%増の265億円、営業利益を同49.4%増の32億円とした。前期に続き増収増益となる見通しを示しており、これを好感した買いが入っているようだ。配当予想も前期比20円増の50円を見込んだ。同時に発表した22年8月期決算は、売上高が前の期比45.4%増の207億8000万円、営業利益が同61.2%増の21億4100万円だった。主力の物流施設開発やホテル開発を進めたほか、新規事業への取り組みを図るなど積極的に案件を積み上げた。

 サイオス<3744>=大幅高。東京慈恵会医科大学は4日、サイオステクノロジーとの研究グループが、中内耳CT(コンピューター断面撮影)を用いた中耳真珠腫進展範囲に関する人工知能診断システムの作成に世界で初めて成功したと発表。これが材料視されているようだ。中耳真珠腫は骨破壊・脳膿瘍などの致命的な合併症を起こしうる難治性の慢性増殖性疾患。今回の成果により適切な治療選択が可能になるほか、他の希少疾患に対する人工知能研究につながっていくことが期待できるとしている。

 三光産業<7922>=急動意でストップ高。同社は4日、UT&S(名古屋市瑞穂区)と業務提携し、UT&Sの技術を用いてユニバーサル・リソーセス(愛知県一宮市)で植物性工業用油及び燃料を製造する新たなビジネスを展開すると発表しており、これが材料視されているようだ。これは、廃棄される廃食油及び非食用の植物性バージンオイルから特殊な精製技術を駆使し、植物性工業用油及び燃料を製造するもの。SDGsやライフサイクルアセスメント、また企業ESGの取り組みにも対応したビジネスになるという。

 東京通信<7359>=急伸。同社は無料のスマートフォン向けゲームを開発し広告枠の収入を収益源とするが、メタバース領域への展開に経営資源を注ぎ、新たなビジネスチャンス獲得に取り組んでいる。今年5月にはブロックチェーン技術を活用したエンターテインメントの企画を行うオーバース(東京都千代田区)にgumi<3903>とともに出資しており、「アイドルメタバース」の展開に向けた青写真を描いている。株式需給面では信用取引の増し担保規制が5日付で解除されており、これが投資資金の攻勢を誘発する形となった。

 メドレックス<4586>=急浮上。経皮吸収型製剤を手掛ける創薬ベンチャー。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>と共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬「MRX―5LBT」について、米国食品医薬品局(FDA)から承認取得のために必要であると指摘を受けた試験を追加実施した上で再申請する方針を公表していたが、前日取引終了後にその試験の内容詳細についてFDAと合意。今後、2023年前半に承認申請、同年後半に承認取得を目指す方針でこれが材料視されている。メドレックスの株価は100円近辺と大底圏に位置するが、それだけに値ごろ感から個人投資家の短期資金などが攻勢を強めている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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