KIMOTOは連日の安値更新、ハードコートフィルム不調で16年3月期業績予想を下方修正
KIMOTO<7908>が大幅続落し、連日の昨年来安値更新となった。9日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の175億円から154億円(前期比11.4%減)へ、営業損益を7000万円の黒字から6億1000万円の赤字(前期1億5000万円の赤字)へ、最終損益を収支均衡から12億9000万円の赤字(同5000万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
スマートフォン市場の急激な減速を受けて、タッチパネル用ハードコートフィルムの販売が予想以上に減少したことが要因という。また、同社および中国連結子会社が13年12月に汕頭万順包装材料グフェンから損害賠償の提訴を受けたことに伴い、損害賠償金として22百万元(約4億2400万円)の特別損失を計上したことなどで最終損益の下方修正が大きくなった。
なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高120億2000万円(前年同期比8.1%減)、営業損益2億4200万円の赤字(前年同期1億1100万円の赤字)、最終損益8億9700万円の赤字(同1億5400万円の黒字)だった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
スマートフォン市場の急激な減速を受けて、タッチパネル用ハードコートフィルムの販売が予想以上に減少したことが要因という。また、同社および中国連結子会社が13年12月に汕頭万順包装材料グフェンから損害賠償の提訴を受けたことに伴い、損害賠償金として22百万元(約4億2400万円)の特別損失を計上したことなどで最終損益の下方修正が大きくなった。
なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高120億2000万円(前年同期比8.1%減)、営業損益2億4200万円の赤字(前年同期1億1100万円の赤字)、最終損益8億9700万円の赤字(同1億5400万円の黒字)だった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)