サンワドーがストップ高買い気配、ＤＣＭが株式交換で完全子会社化

　サンワドー <7430> [ＪＱ]がストップ高買い気配。10日、ＤＣＭ <3050> が同社を株式交換で完全子会社化すると発表したことが買い材料視された。

　株式交換は同社株1株に対し、ＤＣＭ株0.9株を割り当てる。ＤＣＭの10日終値982円から算出した理論株価は約884円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。効力発生日は7月1日で、同社は6月26日付で上場廃止となる見通し。

　北海道・青森という同じエリアで店舗展開している両社は成長の鈍化や中長期的な競争激化が懸念される中、14年12月から株式交換を検討してきたが、スケールメリットやシナジー効果が期待できると判断して経営統合を決めた。株価は100円ストップ高の791円買い気配。

　株探ニュース