ミクニが９％安と急落、今３月期利益予想の減額修正を嫌気

　 ミクニ<7247>が急落。株価は一時、前日に比べ４９円（９．８％）安の４５３円まで売られた。１１日取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の減額修正を発表したことが嫌気された。営業利益は４３億円から３１億円（前期比３６．９％ 減）へ見直したほか、最終利益は２５億円から１８億円（同３９．９％減）へ修正した。売上高は１０００億円（同１．５％増）で据え置いた。
　二輪車用の燃料噴射装置などは、中国やインドネシア市場の需要が低迷した。また、国内軽自動車向けが伸び悩んだことも響いた。
　あわせて発表した第２四半期累計（４～９月）の連結決算は売上高４９１億５５００万円（前年同期比５．９％増）、営業利益１２億４８００万円（同４０．２％減）、最終利益６億４００万円（同５４．３％減）だった。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）