トヨタ自動車<
7203>、日産自動車<
7201>、富士重工業<
7270>など自動車株が上値指向を続けている。外国為替市場では日米金利差拡大を背景にドル買い・円売りの動きが加速。1ドル=108円台まで円安が進行しており、為替感応度の高い自動車株は輸出採算改善の思惑が株価を後押ししている。ただ、上値の重さがみられる。トランプ次期米大統領はTPPやNAFTAなどの貿易協定に難色を示すなど保護主義的な政策を掲げており、自動車株にとってはマイナス面も意識され始めているようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)