トヨタが急落で7カ月半ぶり年初来安値更新、米株急落と為替の円高受けて見切り売り続く
トヨタ自動車<7203>がウリ気配スタートで大幅安、株価は1月7日の安値7255円を下回り、7カ月半ぶりに年初来安値を更新した。中国経済の減速懸念を背景に世界的な株安の連鎖が起こっており、前週末の米国株市場ではNYダウが530ドル安と4年ぶりの暴落となるなど、国内外機関投資家のリスク許容度の低下が同社株の見切り売りを誘っている。また、外国為替市場では1ドル=121円台後半の推移と円高が進行しており、輸出採算改善期待の後退もマイナスに働いている。目先は中国・天津市で起きた爆発事故を受け、22日、同市内の2工場の操業停止を再延長し、24~26日の3日間も停止することを発表しており、これも株価の下げを助長している。
トヨタの株価は9時7分現在7203円(▼297円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
トヨタの株価は9時7分現在7203円(▼297円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)