4997 日本農薬 東証1 15:00
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2016年06月20日08時31分

日本農薬---今期は減収減益を計画も、世界の農薬市場は拡大傾向で中長期的には業積拡大に期待が持てる


日本農薬<4997>は農薬専業で国内最大級のメーカー。古河系の化学メーカーADEKAが筆頭株主。農薬関連の技術を活用し、医薬品や動物用医薬品なども手掛けている。研究開発型企業で自社開発品の比率が高いことが強み。主力製品は2007年発売の園芸用殺虫剤「フェニックス」など。海外比率が4割超と高いことも特色。

2016年9月期は売上高が前期比1.0%増の575.00億円、営業利益が同42.7%減の57.00億円を計画。昨年3月末に連結子会社化したインドの農薬製造・販売会社の寄与などで増収を見込むが、ノウハウ技術料の減少や将来を見据えた販売管理費の増加、為替の円高などで利益面は2桁減益となる見通しだ。5月13日に発表した第2四半期累計決算は売上高が前年同期比14.2%減の299.96億円、営業利益が同49.7%減の50.11億円で着地。期初計画に対してやや未達となったが、通期計画は据え置いた。なお、通期計画に対する営業利益の進捗率は87.9%と高いが、同社の利益はもともと上期に偏重する傾向がある。

同社は現在進行中の3カ年中期経営計画で、最終年度の2018年9月期に売上高1000.00億円、営業利益120.00億円を目指している。拠点拡充などで海外事業の拡大を推進していく方針で、計画達成に向けては、連結子会社化した海外の企業の売上が大きく寄与する見込みだ。また、創薬力の強化や事業競争力の向上、グループ力の強化といった成長戦略を進めるともに、国内事業の収益力向上やコスト競争力の向上、経費の最適化などで利益率の改善を図る。足もとの収益環境は厳しいが、農薬市場は食料需要の増大や新興国の経済発展などで拡大傾向にあり、中長期的に業積の拡大が期待できる状況にある。

《TN》

 提供:フィスコ

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