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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3744 サイオス

東証S
599円
前日比
-11
-1.80%
PTS
597.3円
14:56 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.6 4.69 1.67 2.35
時価総額 53.2億円
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サイオス Research Memo(7):ストック型ビジネスモデルへの移行を目指す成長戦略は継続


■今後の見通し

3. 中期経営計画について
企業のDX投資が継続し、情報システムのクラウドシフトが進むなかで、サイオス<3744>はSaaS事業強化により持続的な成長を目指していく戦略だ。2022年2月に公表した中期経営計画では、経営指標の目標値として2024年12月期にEBITDAで850百万円(2021年12月期は448百万円)、ROICで21.5%(同10.0%)を目標に掲げていたが、2023年12月期に事業構造改革を実施する予定であることから、改めて策定する方針としている。ただ、同社は成長戦略として、ストック型ビジネスモデルで持続的な成長が期待できるSaaS事業の強化と販管費の最適化による、EBITDAとROICの向上を掲げており、この方針は継続する。

EBITDAとROICの向上施策としては、事業基盤の強化(顧客満足度の向上、既存製品・サービスの強化、新製品・サービスの投入、M&A、ステークホルダーとの良好な関係構築)と財務基盤の強化(売上・売上総利益の伸長、販管費の最適化、有利子負債の圧縮)に引き続き取り組んでいく。これらの取り組みによって創出されたキャッシュ・フローを、株主やステークホルダーへ還元するだけでなく、将来の成長に向けた人材投資や研究開発投資、イノベーションを生み出す企業カルチャーへの投資に振り向けることで、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」とする経営ミッションの実現を目指す。既述のとおり、Med Tech領域やHR Tech領域の新製品・サービスは先行投資段階であることから、当面は「Gluegentシリーズ」や「LifeKeeper」をけん引役として成長を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

 提供:フィスコ

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