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タスキがカイ気配スタート、物件販売好調で23年9月期業績・配当予想を上方修正

 タスキ<2987>がカイ気配スタート。19日の取引終了後、23年9月期の連結業績・配当予想の上方修正を発表した。最終利益の見通しは、これまでの予想の14億4000万円から15億1000万円(前期比38.8%増)に引き上げた。また今期の期末配当予想について、創立10周年の記念配当5円を含めて7円増額し、29円(前期の期末配当は33円)に見直しており、好感されたようだ。

 今期の売上高予想は165億円から185億5000万円(同51.1%増)に見直した。年間配当は記念配当を含めて50円(前期比17円増配)となる見込み。新築投資用IoTレジデンスやリファイニング物件の販売活動に注力した結果、第4四半期(7~9月)の販売件数が過去最多となり、売上高が想定を大きく上回る見通しとなった。

 あわせて同社は中期経営計画と長期ビジョンを公表。中期計画の経営目標として、26年9月期に売上高を383億円、最終利益を30億5000万円に伸ばす方針を掲げた。更に、長期ビジョンとして不動産仕入・開発SaaS市場で国内トップを目指すとし、Life Platform事業の売上高を33年9月期に1100億円(23年9月期は184億円の見通し)に成長させる構想も示している。

出所:MINKABU PRESS

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