アウンコンサルティング <
2459> [東証M] が7月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。16年5月期の連結経常利益を従来予想の2000万円→2400万円(前の期は300万円)に20.0%上方修正し、増益率が6.7倍→8.0倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の300万円→700万円(前年同期は1500万円)に2.3倍増額し、減益率が80.0%減→53.3%減に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループは、平成28年5月期において収益力の回復と拡大を最優先課題とし、日系企業向け多言語SEMサービスへの経営資源の集中投下、海外法人における高付加価値サービスの提供、新規事業の開発とサービスの拡充に注力し、業容の拡大を図りました。 国内においては、訪日外国人旅行者の活発な消費活動を背景に、成長分野である多言語(日本語以外の言語)プロモーション領域
»続く
において、前年対比で売上および利益が大きく伸長いたしました。海外現地法人とのネットワークを活用し、海外現地ごとに異なるプロモーション手法に対応したサービスの開発が進んだことで業容の拡大に寄与しております。また、国内プロモーション領域においても、スマートフォン向け国内運用型広告市場の拡大を背景に、売上および利益は堅調に推移しております。 その結果、当期の営業活動が好調に推移し、売上の増加とそれに伴う利益を生み出し、業績予想を上回る見込みとなりました。 なお、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、世界経済の不安定感を背景にした急激な円高の影響を受け、予想以上に為替差損が発生したため、営業利益に比べて、増加率が小さくなっております。(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき弊社において判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合がございますので、この業績予想に全面的に依拠しての投資等の判断を行うことは差し控えてくださいますようお願い申し上げます。
業績予想の修正
今下期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.12-05 |
812 |
10 |
3 |
5 |
0.67 |
0 |
16/01/08 |
新 15.12-05 |
972 |
21 |
7 |
5 |
0.69 |
0 |
16/07/11 |
修正率 |
+19.7 |
2.1倍 |
2.3倍 |
0.0 |
+3.0 |
|
(%) |
今期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 2016.05 |
1,701 |
10 |
20 |
20 |
2.67 |
0 |
15/07/10 |
新 2016.05 |
1,861 |
21 |
24 |
20 |
2.75 |
0 |
16/07/11 |
修正率 |
+9.4 |
2.1倍 |
+20.0 |
0.0 |
+3.0 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
下期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.12-05 |
834 |
1 |
15 |
15 |
2.9 |
0 |
15/07/10 |
予 15.12-05 |
972 |
21 |
7 |
5 |
0.7 |
0 |
16/07/11 |
前年同期比 |
+16.5 |
21倍 |
-53.3 |
-66.7 |
-75.9 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2014.05 |
1,678 |
-6 |
7 |
11 |
1.5 |
0 |
14/07/11 |
2015.05 |
1,618 |
-21 |
3 |
2 |
0.4 |
0 |
15/07/10 |
予 2016.05 |
1,861 |
21 |
24 |
20 |
2.8 |
0 |
16/07/11 |
前期比 |
+15.0 |
黒転 |
8.0倍 |
10倍 |
7.0倍 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。