ワールドHD Research Memo(5):売上高、営業利益、経常利益は引き続き2ケタ成長を見込む
■今後の見通し
(1) 2016年12月期の業績見通し
ワールドホールディングス<2429>の2016年12月期の連結業績は、売上高が前期比13.8%増の100,111百万円、営業利益が同22.2%増の6,275百万円、経常利益が同19.9%増の6,153百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の3,814百万円と過去最高業績を更新し、売上高、営業利益、経常利益は引き続き2ケタ成長を見込んでいる。今期は人材・教育、不動産、情報通信とすべての事業で増益を見込んでいる。なお、上期に関しては売上高で前年同期比18.3%減、営業利益で同60.6%減と減収減益を見込んでいるが、これは前上期の不動産事業の収益が高かった反動によるもの。半期ベースで見れば前下期を底に収益は再び拡大局面に入ることが予想される。事業セグメント別の見通しは以下のとおり。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
提供:フィスコ