植木組が上値追いに弾み、解散価値の半値水準で見直し進む
植木組<1867>が4日続伸、一時4.4%高に買われ、徐々に上値追い基調を強めてきた。16年4~9月期は営業利益段階で66%減益と低迷しているが目先の株価には織り込み済み。17年3月期は2ケタ減益が避けられない見込みだが、来期は労務コストや資材価格高騰の一服に伴いV字回復に向かう可能性がある。新潟県に本拠を置く建設会社でロシア関連としての切り口があるほか、時価PER8倍台と割安。また、PBRは解散価値の半値水準である0.5倍で見直し余地が大きい。前期実績で年7円50銭を配当するなど株主還元に厚い。株価は250円から上は滞留出来高が少なく、需給面の軽さも株高に味方している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)