ククレブ・アドバイザーズ---ファイブ・アンド・ミライアソシエイツとの業務提携

ククレブ・アドバイザーズ<276A>は14日、ファイブ・アンド・ミライアソシエイツ(以下、ファイブミライ)との間で業務提携契約を締結したと発表した。
本提携は、2026年8月期から2028年8月期の中期経営計画「A Tech-Driven Platform Strategy」における成長戦略「CRE×M&Aの推進」の一環として実施される。
近年、中堅・中小企業の後継者問題を背景に、M&A市場は拡大しており、2022年度の成約件数は2014年度比で10倍以上に増加している。このような環境下で、業績縮小による保有資産の稼働率の低下や拠点戦略の見直しによる遊休不動産化なども大きな経営課題となっている。
ファイブミライは、企業価値30億円以下のスモールM&Aに強みを持つ独立系コンサルティングファームであり、ククレブ・アドバイザーズの主要ターゲットである「コンパクトCRE（数億円～概ね20億円の事業用不動産）」の規模感とも一致することから、提携に至った。
また、組織体制として経営企画室とM&A投資委員会を新設し、検討案件の質の向上とガバナンス強化を進める方針である。

《AK》

　提供：フィスコ