Jストリーム---アイ・ピー・エルHDの株式の取得(子会社化)

Jストリーム<4308>は30日、株式会社アイ・ピー・エルHDの全株式を取得し、子会社化すると発表した。
アイ・ピー・エルHDは、動画配信事業を展開するアイ・ピー・エルを100％保有する持株会社であり、アイ・ピー・エルは「クラストリーム」という高機能動画配信プラットフォームの開発・販売を主力とする。
クラストリームは、限定公開対応や高いセキュリティ、使いやすいユーザインタフェース、閲覧履歴管理・ログ記録機能など、企業の業務利用に特化した設計がなされており、高い稼働実績と安定性を備えている。
Jストリームはこれまで法人向け動画共有・配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を中心に、EVC(Enterprise Video Communication)市場で多くの企業を支援してきた。近年、スマートフォンや5Gの普及により、企業における動画活用は着実に拡大している。
今回の子会社化により、Jストリームが有する配信インフラや営業力と、アイ・ピー・エルが持つ動画・AI関連技術との親和性と相乗効果を活かし、サービスの高度化と新市場の開拓を図る方針。

《AK》

　提供：フィスコ