ベルトラ---リンクティビティ、WeChatで新幹線QRチケット販売を開始

ベルトラ<7048>は9日、グループ会社であるリンクティビティが、中国のスーパーアプリ「WeChat(ウィーチャット)」のミニプログラムを通じて、QRコードによる新幹線チケットサービスの販売を開始したと発表した。

本サービスは、東海旅客鉄道<9022>・西日本旅客鉄道<9021>・九州旅客鉄道<9142>と連携し、2025年9月8日より提供が開始された。新サービスでは、東海道・山陽・九州新幹線の利用において、窓口購入や券売機での事前引き換え手続きを必要とせず、利用者はスマートフォンに表示されるQRコードを改札機にかざすだけで乗車が可能となる。決済には中国国内で広く利用されている「WeChat Pay」を採用し、中国人訪日観光客の利便性を高めている。

サービス提供開始当初は、東京・大阪・京都・名古屋・博多・熊本・鹿児島といった主要都市間路線が対象で、2025年内には順次エリアや路線の拡大を予定している。

《NH》

　提供：フィスコ