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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6232 ACSL

東証G
1,191円
前日比
-30
-2.46%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.40 3.60
時価総額 178億円
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<動意株・30日>(大引け)=四国化HD、ACSL、山パンなど

 四国化成ホールディングス<4099>=後場に入り急伸。きょう正午、24年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比13.3%増の529億9900万円、営業利益は同23.3%増の75億5500万円だった。営業利益の通期計画に対する進捗率は約92%に上り、堅調な業況を評価した買いが株価を押し上げたようだ。最終利益は同3.7%増の67億6400万円で、通期計画に対し進捗率は約86%だった。化学品事業において海外市場での販売が好調に推移した。1~9月期の売上高と営業・経常・最終利益はいずれも過去最高を記録した。

 ACSL<6232>=後場一段高。きょう午前11時半、米国で業務用AV機器や電化製品の販売を手掛けるExertis Almo社との間で、米国子会社が販売代理店契約を締結したと発表した。あわせてExertis Almo社から小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」で大型案件を受注したとしており、好感されたようだ。受注金額は337万5000ドル。納期は今年12月から来年6月までの間を予定。24年12月期の業績予想には織り込み済みで、25年12月期業績についてはその他の要因を含め精査中とし、開示が可能となった段階で公表するとしている。

 山崎製パン<2212>=一気に底値離脱へ。29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高9195億9300万円(前年同期比8.7%増)、営業利益387億8500万円(同39.2%増)、純利益268億600万円(同42.1%増)と大幅増益となった。昨年7月に実施した価格改定の効果に加えて、製品の価格に幅をもたせ価格帯ごとに隙のない製品対応を行う2極化・3極化戦略が奏功し食パン、菓子パンが好調に推移したことが牽引。また、子会社業績の改善も寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は従来見通しを据え置いた。同時に、25年1月1日出荷分からパン製品の一部と和洋菓子製品を値上げすると発表しており、これも好材料視されている。

 KIMOTO<7908>=一時ストップ高。29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高57億7600万円(前年同期比25.1%増)、営業利益8億1400万円(前年同期1億900万円の赤字)、最終利益6億2700万円(同100万円の赤字)となり、従来予想の営業利益4億7000万円を大きく上回って着地したことが好感されている。第1四半期に引き続き自動車向けのディスプレーや内装照明部材を中心とした電子部品関連が伸長したほか、東アジアを中心に通信機器の需要が増加傾向にあることから、通信機器部材や工程材料に使用される製品が堅調に推移した。また、第3四半期以降に受注を予定していたもののうち一部が上期に前倒しされ、高付加価値製品の売り上げが増加したことも寄与した。

 カバー<5253>=物色人気に急動意。同社はVチューバープロダクションを運営、海外展開にも傾注しており、前期実績ベースで売上高の3分の1は米国やアジアなど海外で占めている。業績はここ数年来絶好調に推移しているが、足もとでも会社側の想定を上回って推移している。29日取引終了後に25年3月期上期(24年4~9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の24億100万円から31億7000万円(前年同期比38%増)に大幅増額、これを好感する買いを呼び込んでいる。

 四国電力<9507>=大幅高。29日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の最終利益予想を185億円増額して545億円(前期比9.9%減)に引き上げており、ポジティブ視した買いが入ったようだ。燃料価格などの見直しに伴い、需給関連収支の好転が見込まれるという。一方、売上高予想は140億円減額して8380億円(同6.4%増)に修正した。卸販売の電力量がこれまでの想定を下回る見通し。小売電力量の見通しは小幅に引き上げた。9月中間期の売上高は前年同期比4.4%増の4183億8000万円、最終利益は同15.3%減の413億300万円だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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