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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1514 住石ホールディングス

東証S
831円
前日比
+6
+0.73%
PTS
819.2円
17:10 11/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.2 1.75 3.01
時価総額 489億円
比較される銘柄
出光興産, 
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MORESC

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<動意株・23日>(大引け)=パス、住友鉱、明星工など

 パス<3840>=物色人気化。株価100円近辺の超低位株だが、値ごろ感から個人投資家を中心とした短期資金が集結する格好となった。自社ブランドの化粧品や美容製品を販売し、再生医療分野などにも展開を図っている。22日取引終了後、AI画像処理技術やロボティクス技術を有する三和製作所(横浜市)の全株式を取得し子会社化することを発表、これによる新たな業容拡大への期待が買いを呼び込んでいる。今回の買収を通じて、パスが成長分野と捉えているAI及びロボティクス技術を活用した産業機器の製造販売事業に直接参入する。また、三和製作所がバイオマス発電設備に関するガス炉の製造受託を行っていることから、今年7月にパスが新規事業としてスタートすることを発表したバイオマス発電事業とのシナジーも見込む。

 住友金属鉱山<5713>=朝安後に切り返す。中東情勢が緊迫した状況を続けるなか、金先物相場が国内外で連日最高値を更新している。一方、日経平均株価は前日まで10営業日連続で終値が始値を下回る陰線をチャート上に形成。23日は一時3万8000円を下回るなど、調整色を強めている。大型株全般に売り圧力が加わるなかで、住友鉱株は25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスが視野に入っている。金関連銘柄と位置付けられる同社株の中期的なトレンド転換が期待されるなか、売り需要が一時的に収まったところを狙った投資家の押し目買いが株価に浮揚力を与えたようだ。

 明星工業<1976>=反発。22日の取引終了後、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の264億円から310億円(前年同期比16.6%増)へ、営業利益が28億8000万円から39億円(同43.3%増)へ、純利益が21億2000万円から29億円(同30.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好感されている。国内でのメンテナンス工事などが堅調に推移したことに加えて、販管費の抑制効果などが寄与した。

 コニカミノルタ<4902>=マドを開けもみ合い上放れ。アクティビストとして存在感を示すエフィッシモ キャピタル マネージメントが22日付で関東財務局に提出した大量保有報告書によると、エフィッシモのコニカミノル株式の保有比率は5.81%となり、新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「純投資(投資一任契約に基づく顧客資産運用のため)」としており、これが株価を刺激する材料となっている。コニカミノルは経営構造改革途上で、25年3月期はリストラ費用などで営業利益が半減する見通しにあり、年間配当も無配とする計画。一方、PBRが0.4倍強と会社解散価値を6割近く下回る水準に株価が放置されており、水準訂正余地の大きさも意識されやすくなっている。

 住石ホールディングス<1514>=思惑人気にストップ高。11月5日の米大統領選が迫るなか、共和党候補のトランプ氏と民主党候補のハリス氏が激しく競り合っている。こうしたなか、激戦州ではトランプ氏がわずかにリードをしているとの調査もあり、同氏が優位に選挙活動を進めているとの見方が広がりつつある。金融市場ではトランプ氏が当選すれば、関税の引き上げによりインフレ上昇圧力が掛かるとの見方から、米長期金利が4.2%台まで上昇。トランプラリーが再燃している。トランプ氏が掲げるエネルギー政策では、原油や天然ガス、石炭生産者を支援する姿勢が示されており、こうした背景から石炭事業を展開する住石HDはトランプ関連銘柄と位置付けられ、短期志向の資金流入により株高に弾みがついたようだ。

 ブックオフグループホールディングス<9278>=5日ぶり大きく切り返す。前日まで4日続落し、ゴールデンクロスを示現した25日・75日移動平均線を下抜けるという想定外の展開となっていたが、きょうは満を持してカイ気配スタートでリバウンドに転じた。同社が22日取引終了後に発表した25年5月期第1四半期(24年6~8月)決算は営業利益が前年同期比2.7倍となる11億1200万円と急拡大した。直営既存店での売上高が好調に推移し利益も押し上げられている。アパレルやホビーなどが収益に貢献している。これを好感する形で投資資金が集中した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 

出所:MINKABU PRESS

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