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4372 ユミルリンク

東証G
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ユミルリンク---2Qも2ケタ増収増益、ストック型収益・スポット型収益ともに順調な伸長を維持


ユミルリンク<4372>は9日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比15.5%増の13.07億円、営業利益が同13.1%増の3.04億円、経常利益が同12.9%増の3.04億円、中間純利益が同13.0%増の2.10億円となった。

当中間会計期間においても、提供サービスの拡充を行っている。具体的には2024年6月にSMS配信サービス「Cuenote SMS」がインバウンド向けコールシステム「OSORA」と連携を行っている。この連携により、「OSORA」を導入する企業は、コールセンターでの案内を音声のみでなくSMSを用いたテキストメッセージでも行える。また、同月にサイバービジョンホスティングと協業により、メール送信者に対するセキュリティ要件の高まりを背景として、DMARCやBIMIの導入・運用支援サービスの提供を開始している。

サービス提供種別の売上高の概況について、ストック型収益は前年同期比13.6%増の12.58億円となった。Cuenote SaaSのサブスクリプション(サービス利用)売上並びにソフトウエア保守売上が含まれている。当中間会計期間はエンタープライズ企業への導入が進んだことに加え、引き続き配信数を増加できた。当中間期末定期契約額は同14.8%増の2.18億円となった。

スポット型収益は同102.0%増の0.49億円となった。Cuenote SaaSの初期売上(初期利用登録、カスタマイズ、セキュリティ証明書などの取得代行)並びにソフトウエアライセンス売上(オンプレミス)が含まれる。当中間会計期間の売上高はSaaSの新規受注が堅調に推移したこと並びにソフトウエアライセンス売上が伸長した。

2024年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比11.0%増の25.70億円、営業利益は同3.0%増の6.10億円、経常利益は同3.0%増の6.10億円、当期純利益は同2.7%増の4.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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