貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6361 荏原製作所

東証P
2,543.5円
前日比
+173.5
+7.32%
PTS
2,600円
23:57 06/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.3 2.77 1.81 22.11
時価総額 11,749億円
比較される銘柄
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<動意株・28日>(大引け)=クラダシ、FフォースGなど

 クラダシ<5884>=3日ぶり急反発。同社は27日の取引終了後、冷凍弁当の宅配サービス事業などを展開するクロスエッジ(東京都品川区)との間で、クロスエッジが展開する「Dr.つるかめキッチン」事業を取得するための契約を締結したと発表。新たな市場への参入による事業拡大を期待した買いが入ったようだ。クラダシはクロスエッジの株式取得を通じ同社を完全子会社化したうえで、8月23日を効力発生日としてクロスエッジの会社分割を実施する予定。Dr.つるかめキッチン事業以外の事業を承継した新設会社の株式を、現時点のクロスエッジの株主に譲渡する。今回の取引により、クラダシは連結決算に移行する見込み。25年6月期の損益や財政に及ぼす影響は精査中としている。

 フィードフォースグループ<7068>=切り返し急で新高値。27日取引終了後、25年5月期連結業績予想について売上高を前期比8.3%増の45億8000万円、純利益を同2.5倍の11億7200万円と発表。売上高、純利益とも過去最高を更新する見通しとなり、これを好感した買いが入っている。配当予想は無配継続とした。同時に発表した24年5月期決算は売上高が前の期比6.6%増の42億2900万円、純利益が同4.2倍の4億7300万円だった。運用型広告代行やデジタルマーケティング支援を行う主力のプロフェッショナルサービス事業が好調だった。あわせて、取得上限46万株(自己株式を除く発行済み株数の1.8%)、または3億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は7月2日から同月5日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得する。取得した株式は7月31日付で消却する。

 荏原<6361>=25日線をサポートラインに上放れる動き。株式5分割でマーケットの視線を集めたが、前日が権利落ち日できょうは分割後の株価で2日目となる。業績は増収増益基調が続いており、機関投資家の継続的な実需買いが観測されている。足もとでは権利取り狙いの買いに代わり、先端半導体分野での同社の活躍を期待した個人投資家の買いも誘導しているもようだ。同社はポンプ最大手で環境関連装置での実績は広く知られるが、最近は半導体分野での活躍がクローズアップされている。半導体ウエハーを研磨するCMP装置で世界屈指の商品シェアを有し、最先端半導体分野でも存在感を放っており、日の丸半導体会社ラピダスの関連有力株としても将来性が期待されている。

 平和堂<8276>=上げ足強め年初来高値更新。27日の取引終了後、取得総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.9%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これが株価を刺激したようだ。取得期間は8月21日~2025年8月20日。あわせて25年2月期第1四半期(2月21日~5月20日)の連結決算も発表した。営業収益は前年同期比4.3%増の1052億7800万円、最終利益は同27.6%増の20億600万円だった。

 YE DIGITAL<2354>=大幅高で4日続伸。安川グループのIoTソリューションを支える中核企業で企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉え、足もとの業績は好調を極めている。同社が27日取引終了後に発表した25年2月期第1四半期(24年3~5月)決算は営業利益が前年同期比82%増の3億2600万円と急拡大、これを評価する買いを呼び込んでいる。生成AIの発展や既存システムの更新需要、省人化ニーズなどを背景に企業のデジタル関連投資が旺盛で同社の商機を高めている。株価は6月に入ってから順調に下値を切り上げてきたが、好決算発表を受けて目先上げ足に弾みがついている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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