信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4011 ヘッドウォータース

東証G
8,720円
前日比
-180
-2.02%
PTS
8,670円
10:28 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
80.4 14.75 90.40
時価総額 166億円
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<動意株・21日>(大引け)=ユニチカ、アドソル日進、情報戦略テクなど

 ユニチカ<3103>=朝安後切り返し大幅高。20日、金属を使用しない触媒を用いたポリエステル重合技術を開発したと発表した。同社によると、工業化技術の確立は世界で初めてという。今後の収益貢献を期待した買いを集めたようだ。ポリエステルの製造には、従来からアンチモンやゲルマニウムなど金属系の触媒が用いられてきた。金属資源の枯渇リスクや価格高騰などを背景に、金属を使用しない触媒・重合技術の開発ニーズがあったという。関連技術は特許出願済みで、各種用途への展開を図る。

 アドソル日進<3837>=新値街道まい進。直近で株価の上昇基調が強まっていたなか、20日の取引終了後に位置情報を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)に欠かせない「位置検知ソリューション」に関する特許を取得したと発表。一段高に向けた刺激材料となったようだ。今回取得した特許は、画像再生装置や画像再生システム、画像再生方法とプログラムに関する特許で、従来の特許技術と組み合わせることで製造工程における作業者の位置の特定と、AIを通じた姿勢推定による作業者の行動分析が効率的に行えるようになり、生産性の向上につながるという。

 情報戦略テクノロジー<155A>=物色人気にストップ高。同社は20日、ヘッドウォータース<4011>と共同で生成AIを用いたサービスを展開していくことで合意したと発表。これが材料視されているようだ。報戦略テクはこれまでに培った大手企業向けの提案活動や経営課題のコンサルテーションを行い、ヘッドウォは人工知能(AI)や生成AIを用いたソリューションを提供するだけでなく、今後は共同で生成AIを用いたデジタルトランスフォーメーション(DX)内製支援サービスを展開する予定だとしている。

 サイボウズ<4776>=急伸。20日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を287億3000万円から295億4500万円(前期比16.2%増)へ、営業利益を30億9700万円から41億1700万円(同21.3%増)へ、純利益を20億2800万円から29億9500万円(同20.4%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。5月30日に発表したクラウドサービスの価格体系改定の影響を反映させたことや為替変動の影響などにより、売上高が計画を上回る見通しに加えて、年内の投資計画を精査するなかで、主に人件費などについて年内に費消しない費用が積み上がってきたことが要因としている。

 WASHハウス<6537>=3日ぶり大幅反発。九州を地盤にコインランドリーのフランチャイズを全国展開するユニークな業態。業績は23年12月期に小幅ながら営業黒字転換を果たし、24年12月期は一段と拡大基調を強める見通し。そうしたなか、20日取引終了後、自社開発のオリジナル洗濯機・乾燥機の発表会を7月20日に開催することを発表した。同社は業界初の「洗濯を無料で提供する」ことを実現するために必要なオリジナルの洗濯機・乾燥機の開発を進めてきたが、今回はその洗濯機・乾燥機に関する発表会ということもあってマーケットの関心を集め、株価も強く刺激される格好となった。

 トラース・オン・プロダクト<6696>=物色の矛先向かいストップ高。20日の取引終了後、流通小売店向けDX製品「店舗の星」の本格的な国内展開を開始することを決定したと発表。これが材料視されている。食品スーパー運営企業と実施した実証実験で、非常に高い導入効果がみられたため。なお、店舗に来店する客から直接商品の評価を得ることができる、流通小売店舗の既存会員アプリにアドオン可能な「お客様レビューアプリ」の開発をまもなく始める予定という。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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