バルミューダ:コスト削減の進展により24年12月期は黒字確保を計画
バルミューダ<6612>は、オーブンレンジ・トースター・電気ケトルといったキッチン家電、扇風機などの空調関連家電について、製品の企画、デザイン、設計、開発、販売を手掛ける。
バルミューダの製品は、一般的に広く普及している類似製品と比較すると、かなり高額であるが、デザインや性能面で他社製品にはない優れた特徴を備え、競合製品との差別化が図られている。
23年12月期業績は大幅な減収と最終損益で20億円を超える損失を計上したが、組織・人員体制の再構築により固定費を圧縮し、24年12月期は黒字化を計画している。第1四半期営業損益は2.3億円の赤字が残ったものの、対計画では上振れとなっており、第2四半期(4~6月)の営業損益は黒字化が期待される。今後は製品ラインナップの拡大加速を図り、また米国での販売にも注力し、再び業績を成長軌道に戻すことを計画している。
《NH》
提供:フィスコ