ODK Research Memo(8):年10円の安定配当を堅持、株主優待制度も実施
■株主還元策
ODKソリューションズ<3839>は株主還元策として配当を実施しており、中期経営計画の具体的数値目標の1つとして「年10円の安定配当を堅持する」を掲げている。この方針に基づいて、2024年3月期の配当は2023年3月期と同額の10円(第2四半期末5円、期末5円)とした。配当性向は30.3%だった。また2025年3月期の配当予想は2024年3月期と同額の10円(第2四半期末5円、期末5円)としている。予想配当性向は23.8%となる。さらに株主優待制度として、毎年3月末と9月末時点の1単元(100株)以上保有株主を対象として、継続保有期間に応じてQUOカードを贈呈(継続保有期間3年未満は500円相当、3年以上は1,000円相当)することに加え、議決権行使株主優待としてQUOカード500円分を贈呈している。今後も資本コストや株価を意識した経営の推進を強化するとともに、株式市場における認知度に向けてIR活動を強化するなど、企業価値向上に向けた取り組みを推進する方針としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HN》
提供:フィスコ