サイジニア---3Q営業利益が増益、連結子会社ZETAが業績に貢献
サイジニア<6031>は15日、2024年6月期第3四半期(23年7月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比39.9%減の10.12億円、営業利益が同7.9%増の0.82億円、経常利益が同2.0%減の0.74億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.00億円(前年同期は0.45億円の利益)となった。
当第3四半期累計期間の売上高については、連結子会社であるZETAの提供する「CX改善サービス」が、前年同期比で大きく伸長した。構造改革の一環として連結子会社であるデクワスが運営していたネット広告サービス事業を、2023年6月26日に開催の取締役会決議に基づき、2023年7月1日をもってジーニー<6562>に譲渡した。この事業譲渡により、売上高が前年同期比較で減少している。
2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.1%減の18.00億円、営業利益が同23.4%増の4.70億円、経常利益が同20.8%増の4.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の2.70億円とする期初計画を据え置いている。
また、現下の業績動向と内部留保の充実度に鑑み、期末配当金を1株当たり4.00円から1株当たり4.50円に増配することを発表した。
《SI》
提供:フィスコ