ユミルリンク---1Qは2ケタ増収増益、ストック型収益・スポット型収益ともに順調に増加
ユミルリンク<4372>は14日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比17.5%増の6.48億円、営業利益が同13.3%増の1.46億円、経常利益が同13.3%増の1.46億円、四半期純利益が同13.0%増の1.01億円となった。
当第1四半期においては、2024年3月にメッセージ配信サービスの過去最高配信数と並ぶ、月間76億通の配信を記録している。また、2月にはSMS配信サービス「Cuenote SMS」にて、利便性の向上を目的とした機能追加を実施した。
ストック型収益は前年同期比13.9%増の6.21億円となった。Cuenote SaaSのサブスクリプション(サービス利用)売上並びにソフトウエア保守売上が含まれる。当第1四半期は引き続き顧客個別の要望に応じるエンタープライズ向けプランの獲得及びショートメッセージ顧客数の増加によりストック型収益は増収となり、当第1四半期末定期契約額は同13.7%増の2.08億円となった。
スポット型収益は同327.6%増の0.26億円となった。Cuenote SaaSの初期売上(初期利用登録、カスタマイズ、セキュリティ証明書などの取得代行)並びにソフトウエアライセンス売上(オンプレミス)が含まれる。当第1四半期の売上高はSaaS及びオンプレミスの新規受注が好調に推移したことから、増収となった。
2024年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比11.0%増の25.70億円、営業利益は同3.0%増の6.10億円、経常利益は同3.0%増の6.10億円、当期純利益は同2.7%増の4.20億円とする期初計画を据え置いている。
《AS》
提供:フィスコ