三栄コーポレーション---業績予想と実績の差異および特別損失の計上ならびに期末配当予想の修正(増配)
三栄コーポレーション<8119>は14日、業績予想と実績の差異および特別損失の計上ならびに期末配当予想の修正(増配)を発表した。
2024年3月期通期連結業績予想と実績の差異(2023年4月-2024年3月)は、売上高が前回発表予想比0.8%減の366.88億円、営業利益が同36.9%増の11.63億円、経常利益が同46.8%増の12.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%増の5.38億円、1株当たり当期純利益が225.84円となった。
2024年3月期通期個別業績と前期実績との差異(2023年4月-2024年3月)は、売上高が前回発表予想比7.9%増の204.99億円、経常利益が同20.6%増の8.43億円、当期純利益が同49.0%増の44.6億円、1株当たり当期純利益が187.57円となった。
特別損失に計上については、主に同社子会社における採算性が悪化している小売店舗の固定資産について、減損処理を行うことが妥当であると判断し、当連結会計年度において減損損失1.61億円を特別損失に計上した。また、2024年2月に解散した同社子会社エッセンコーポレーションにおいて、棚卸資産の廃棄や退職金等の関係会社整理損1.26億円を特別損失に計上した。
剰余金の配当については、期末配当金の予想額を1株当たり70円に修正した。これにより、1株当たり年間配当金は、中間配当金の10円と合わせて80円となり、前期実績対比60円の増配を予想している。
《AS》
提供:フィスコ