PBシステムズ---採用拡大に向けた奨学金返還支援制度開始
PBシステムズ<4447>は5月14日の大引け後、人財の採用拡大に向けた奨学金返還支援制度を2024年6月1日より開始することを決定したと発表している。
独立行政法人日本学生支援機構の発表によると、大学などの高等教育機関への進学に際し奨学金を利用する学生は年々増加傾向となっている。最新の調査(※1)によると、奨学金の利用者は大学生の55.0%、大学院生(博士課程)の58.9%に達している。このような中、同社では学生時代に奨学金を利用した社員の奨学金返済について経済的な面と気持ちの不安を軽減し、伸び伸びと働くことができる施策を検討した結果、同社独自の奨学金返還支援制度を導入することを決めた。
今回導入を決めた奨学金返還支援制度は、新卒入社の社員だけでなく中途採用や既存の社員も含め、入社後の年数にかかわらず、奨学金返還の支援を最長15年間と長期にわたって受けられることが特長となっている。同社は奨学金返済を抱えた社員から経済的・心理的負担を取り除き、ポジティブな人生の将来展望を描ける環境を提供していくことを目指している。
■奨学金返還支援制度の内容
開始日:2024年6月1日より施行
対象者:同社の正社員または契約社員
支援額:月額15,000円 ※返還月額が支援額に満たない場合は返還月額を上限とする
支援期間:最長15年間 ※支援額は最大270万円
支援方法:独立行政法人日本学生支援機構が貸与する奨学金を対象とし、同機構への代理返還による
※1)出所:令和4年度学生生活調査結果(独立行政法人日本学生支援機構2024年3月)
《FA》
提供:フィスコ