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3622 ネットイヤーグループ

東証G
556円
前日比
-5
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PTS
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.0 1.43 1.08
時価総額 38.9億円

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ネットイヤーグループ---24年3月期はマルチチャネル化の推進と新しいサービスの開発に注力


ネットイヤーグループ<3622>は30日、2024年3月期決算を発表した。売上高が前期比7.4%減の36.30億円、営業利益が同48.5%減の1.44億円、経常利益が同48.6%減の1.44億円、当期純利益が同47.0%減の1.06億円となった。

同社は今後の事業成長に向けて、オウンドメディア領域内でのサービス提供領域を広げ、ウェブから様々なデバイスまで、デジタル・リアルを問わないマルチチャネル化を進めて行くとともに、デジタル技術を活用した新しいサービスの開発に注力する方針としている。2023年9月に、プロダクト型ビジネスへの取り組み及びDX領域におけるケイパビリティの強化を目的として、企業向けシステムの開発基盤をクラウドサービスとして提供するHexabaseと資本提携した。同社との協業を通じ、従来のWebサイト開発事業の質と範囲を拡張し、新たな事業機会を創出するとともにエンジニアリング領域における人材獲得、育成に取り組んでいる。同年12月には、TIGEREYEが提供する生体認証クラウドサービス「TIGEREYE SOLUTION」について代理店パートナー契約を締結し、顧客企業に提供するソリューションの充実を目指している。一方、企業のDXに対する投資意欲の高まりに伴い、業界を問わないデジタル人材の獲得競争がますます激しくなっており、同社は人材の確保・育成を最重要課題と位置づけ、対応スピードを上げて取り組んでいるが、人材採用は計画通りに進捗しない状況が続くこととなった。

業績に関しては、上半期においてプロジェクトの規模の縮小や終了が重なり、また人材リソース(人材ケイパビリティ)の制約等から受注が伸び悩み、親会社グループからの受注も減少したことから、売上高は減収となった。利益面については、売上高の減少による利益の減少に加え、次期以降に向けたサービスの開発コストや人材の確保・育成に関する費用の増加等により、減益となった。

2025年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比12.9%増の41.00億円、営業利益は同107.0%増の3.00億円、経常利益は同107.5%増の2.99億円、当期純利益は同93.2%増の2.05億円を見込んでいる。

《HH》

 提供:フィスコ

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