貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5589 オートサーバー

東証S
1,806円
前日比
-4
-0.22%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.7 1.11 3.49 231
時価総額 129億円
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オートサーバー Research Memo(11):「取引台数拡大×手数料単価UP」戦略を推進


■成長戦略

2. 成長戦略
オートサーバー<5589>の収益は基本的に「取引台数×手数料」で決定されるため、収益拡大に向けた成長戦略は「取引台数拡大×手数料単価UP」を基本に、「ASNET」の新規会員獲得や既存会員の利用拡大、取引1台当たりの手数料単価が大きい「ASワンプラ」比率の向上、取扱車種拡大や新たな取引形態の開発、安心して取引できるルールづくりや新サービスの開発、付帯サービスの収益化、国内中古車流通市場における「ASNET」の関与率の拡大、「ASNET」の海外展開などを推進するとともに、コスト面ではDX推進による販管費抑制を推進する方針である。

「ASNET」の魅力や利便性を向上させる具体的な取り組みとしては、「ASワンプラ」出品データの連携拡大や出品システムの改良、小売支援サービス強化に向けた付帯サービス「店頭商談NET」のマルチ展開、電子車検証活用などアプリによる中古車流通DXの推進、その他付帯サービスの拡充・収益化などを推進する。「ASワンプラ」出品データの連携拡大については、大手ガソリンスタンドチェーンなどとの提携拡大を推進している。集積したデータを活用して取引拡大を図るだけでなく、新たなサービスの開発にもつなげる方針だ。小売支援サービス「店頭商談NET」のマルチ展開では、「ASNET」に加盟していない中古車取扱事業者に対して業務システムをOEM提供することで「ASNET」への加盟につなげる。電子車検証活用については、紙での処理を電子化することにより事務処理工数を大幅に削減することが可能になるため、規模の大小を問わず会員にとっての利便性向上につながる。電子車検証を活用した新サービスについては2024年12月期中にリリースする計画である。この他にも「ASNET」の新規会員獲得や会員囲い込みに向けた付帯サービスの開発を強化する方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

 提供:フィスコ

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