紙パ株は全般波乱相場のなかしっかり、円高メリット株として関心向かう
紙パルプ株が全般波乱相場のなかしっかり。東証33業種別指数でほぼすべてのセクターが下落するなか、「パルプ・紙」の上昇が際立っている。来週に開催される金融政策決定会合を前に、市場では日銀がマイナス金利を早期に解除するとの思惑が台頭。一方、米国では前週末に発表された米雇用統計を受けて早期利下げ観測が広がっている。日米金利差の縮小が意識され、円相場は今月初めの1ドル=150円近辺から足もとでは146円台と急速な円高が進んでいる。
これを受け、円高メリット株に位置づけられる紙パ株に投資家の関心が向かっているようだ。王子ホールディングス<3861>をはじめ大王製紙<3880>、北越コーポレーション<3865>、日本製紙<3863>が堅調。段ボール最大手のレンゴー<3941>も連日での昨年来高値更新となっている。
出所:MINKABU PRESS
これを受け、円高メリット株に位置づけられる紙パ株に投資家の関心が向かっているようだ。王子ホールディングス<3861>をはじめ大王製紙<3880>、北越コーポレーション<3865>、日本製紙<3863>が堅調。段ボール最大手のレンゴー<3941>も連日での昨年来高値更新となっている。
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